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お久しぶりです。西川です。
最近、映画を観てないもので、ネタが無いのですが、この前のO-EASTライブのリハ後、非常に時間があったので、O-EASTの斜向かいのシネマヴェーラに鈴木英夫レトロスペクティブを観に行きました。
かかってたのは『黒い画集 第二話 寒流』。ひたすらむかつく平田昭彦が素晴らしい。あと、池部良、新珠三千代の相対する構図に注目。軽くネタバレになるけど。
全体的な感想としては、評判通り、自分のセンスを的確に入れてくるサスペンス職人という印象。ヒッチコックのように、作家性が全面に出ていたり(それできっちり大衆的に面白いことをやってくれるからヒッチコックは凄いのだけど)というよりかは、キャロル・リード(僕はそんなに好みじゃないけど)っぽい。あと個人的にかなり近いな、と思ったのはアメリカ亡命後のフリッツ・ラングっぽくもある・・・・・・って、鈴木英夫一作しか観てないけど。
ちなみにフリッツ・ラングの『暗黒街の弾痕』は大好きな映画の一つ。ギリギリのヘンリー・フォンダが良い。
(西川)
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