タルコフスキーのサクリファイスを見た。



自分の誕生日に喋れない息子と樹を植えにいくアレクサンデル
終末戦争の勃発をテレビで知り、絶望する家族を救うため
信じていなかった神に全てを捧げると祈り、家政婦兼魔女マリアに救いを求めに行く。
マリアに愛され二人は昇天。
最後に神との約束のため自分の家を放火し、救急車で運ばれるアレクサンデル



題名の通りキリスト教とか聖書をちゃんと理解してると
もっと深いところまで楽しめるんだろうなぁと思うんだけど
そんなことは差っ引いてともかく美しすぎて恍惚。


最後のマタイ受難曲をバックに光と水と松の木が映されるシーンは凄すぎ。





そんで、
"この映画を息子アンドリョーシャに捧ぐ 希望と確信を以て A タルコフスキー"
というテロップで映画は終わる。完璧なラストシーン。遺作だと思うとさらに涙が



どうでもいいけどマリアが自転車に乗るとき右から乗ったのが気になる。乗りづらくないか?
あとソラリスの首都高もそうだけど、日本びいきがたたって尺八がなりすぎてるのがちょっと残念。
あまり映画にあってない気がする。日本人だから思ってしまうだけかも知らんけど



今からもっかい見よう