最近、2時間睡眠を1日2回というサイクルを繰り返してたら
体調が悪くなってきた。更新久々。


こないだ池袋の古本市でガルシア・マルケスの「族長の秋」をゲッツ。しかも300円。
読み終わったんだけど、凄かった。


基本的に「百年の孤独」的な一大叙事詩なんだけど、さらに時間軸まで歪んでて
マルケスマジック全開。
織り込まれる挿話の美しさに涙と思ったらブラック過ぎる展開に閉口。
この人の頭の中はどうなってるのかね。マジ天才。
訳者の鼓直氏も素晴らしい。


あんま売ってないので喜んでたんだけど、先月新潮社から再版されたのね。
しかも、ちくま文庫の「エレンディラ」に入ってる短編付とはお得な。
「失われた時の海」だけ入ってないのはなんでだろ?名作なのになぁ。

族長の秋 他6篇

族長の秋 他6篇

(覇)