今回は宣伝です。ライブのMCの度に言ってはいるので実際の知名度はどうか知りませんが、箱庭の室内楽ではバンドスコアを売っています。 今のところ「EL TOPO」「moonwalker」「絵」の三種類ですが、まだまだ増えます。目指せディアゴスティーニ。バンドやり…

2001年宇宙の旅の小説を読む。映画と別物とはわかっていても余計な説明が邪魔に感じる。映像見て感じたことが全てだろうと思ってしまう。訳が悪いのかなんか散漫。映画を見たことの無い人にはどう映るのかはわからんけど、あの映像と比較されちゃかわいそう…

先日は下北沢THREEに沢山来ていただいて本当に感謝しております。新年早々ありがとうございました。新年の挨拶をし損ねた人も何人かいたので、この場を借りてあけましておめでとうございます。 前のwedgeの時と大分音が変わっていて、こんなに変わるもんかと…

カルペンティエルの「失われた足跡」に、人類はいつの時代にも何とか工夫して陶酔をもたらす飲物を作り出していたのだから、我々は遺伝的にアルコールに感謝の念を覚える、みたいなことが書いてあっておもろい視点だなぁと思った。明日は人類と歴史に感謝し…

この前、漫画喫茶でハンターハンターを一気読みしました。 結論としては富樫頑張れ、早く書け。 今打ち切りとかで終わったら泣きます。神様でも出来ることと出来ないことが。 (にしかわ) ハンター×ハンター (NO.26) (ジャンプ・コミックス)作者: 冨樫義博出…

4月ももう終わりですが、久々にパンセを読みました。どこから開いてどこから読んでもおもしろいというのは実はかなり凄い。「・・・神があると賭けたまえ。―――これは、素晴らしい。」って結構イカレてるよね。「マホメットのしたことは、だれにでもできる」…

体調を壊して以来、絶望的に体力がなくなってしまったので、当分無理せずのんびり生きることに決めて生活をしております。体を壊しちゃおしまいだしね。皆さん無理せぬよう。で、エリアーデの「令嬢クリスティナ」を読みました。エリアーデさんはルーマニア…

大変遅くなりましたが、3月8日のwarpに来てくれた方々どうもありがとうございます。とてもよいイベントだったと思います。いなかやろうのばんどうさんは、外から見て素晴らしいのは周知の通りですが、中から見ても最高だった。また一緒になんかやりたい。 ん…

若干時間に余裕ができたので、レイナルド・アレナスの「夜明け前のセレスティーノ」を読みました。凄かった。散文詩っぽい小説なんだけど、これ書いたの20歳ってほんとに凄いね。天才とはこういう人のことを言うのだと思った。斧を振り回すじいちゃんを筆頭…

あけましておめでとうございます。 今年も箱庭の室内楽をよろしくお願いしますm(_ _)m 総帥から薦められたフアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』を読みました。誤解を恐れず言うのなら、透明なホラー小説という感じ。デヴィッド・リンチの映画とかこんな感じす…

昨年は色々と環境の変化が目まぐるしかったため、エネルギッシュに生活をすることを強いられ、それはそれでよいこともあったのだけれど、自分でうまく操れないため変な方向へ放射して人様に迷惑をかけたことも多々ありました。今年は無礼or失礼な言動&行動を…

起こったことを時系列的に並べてみる。 ・『スターシップトゥルーパーズ3』を観る。 大いなるB級駄作という感じ。決して人にはオススメはしない。最初の十分間は途方も無い傑作を観ている気になったが、そこからは低予算の波が押し寄せる。とりあえず、当…

ネット専門の古本屋ででロブ=グリエの「消しゴム」やシュペルヴィエルの「火山を運ぶ男」やらを安値で発見。他にも色々何冊か注文したら、そのお店の倉庫兼自宅が家から5分もかからないところだったので、よかったら取りに来ませんか?とのことなので、直接…

最近曲作りが難航。何を作ってもいい曲に聞こえないので困る。たまに起きることだけど今回はスパンが長くて深刻。 てことで、神様が降りてくるまで無理をせず読書に専念。島尾敏雄の「硝子障子のシルエット」を読む。葉篇小説集という名の通り、大体5〜10ペ…

今年は身の回りに色んなことが起きるのですが、良いことも悪いことも一々えらい大きくて、メンタル力に定評のある僕ですが、少々疲弊します。アップダウンをあんまり酷く繰り返すと大変です。 そんな時にはソロー先生の「森の生活」が心に染みる。突然森で一…

山尾悠子の「夢の棲む街」を読みました。前々から気になっていた作家なんだけど、本が高いので、とりあえず図書館で読んでみて、よかったら買ってみよう、ということで、「山尾悠子作品集成」に最初に入ってるやつ図書館で。 で、感想。 予想をはるかに上回…

最近はプリプロを行っています。 上記写真はピアニカ録りでの山中さんの勇姿。ちなみに足踏みも同時録音。ジョン・リー・フッカーみたい。 ちなみに山中さんは練習中の新曲ではニール・ヤングばりのフレーズが降りてきたり、数々のレジェンドが舞い降りてま…

アンリ・ボスコの「シルヴィウス」を読みました。アンリ・ボスコはバシュラール(神)が愛した作家ということで、前々から読みたいと思っていたのだけど、ほとんど絶版で古本でも高値なので、なかなか読めなかったのだけど、やっと。安息を愛し、常に夢想して…

父親によると、子供時代、物事を始める発想がすばらしくて、この子は天才だと思ったらしいのだけど、何一つ最後までやり遂げず、中途半端に投げ出していたのが俺だそう。ブロックを積み上げて自分よりでかいロボットみたいなのを作っている保育園時代の写真…

ブルーノ・シュルツの「肉桂色の店」を読みました。連作短編集の形をとっていて、とにかく修飾語が多く(多すぎてそれが何を修飾してるのか、はたして修飾語なのかどうかもわからなくなる)、幻想的なイメージで溺れてしまいます。美しすぎて息苦しいというか…

月見ルのライブのお礼を皆様に言う前に月日は流れました。 遅れ馳せながら、皆様ありがとうございました。 現在、箱庭の室内楽では新曲を鋭意練習中です。なんか、スタジオでの練習風景とか写真に撮ってしまおうかという、なんかちょっとバンドらしいことに…

フアン・ルルフォの「ペドロ・パラモ」があまりに面白かったので続けて4回読んだ。 短い断片が時間も場面もあっちこっち飛びながら、結局全部死んでいるメキシコの町と人を淡々と語っております。 美しすぎて読み終わったあとポカーン。 1980年にスペイン語…

岩波のホームページ除いたら、ホフマンの短篇集が今日復刻だそう。 ちょっと前に小汚い古本で買ったばっかなんだけど、最近こういうの多いなぁ。 昔、図書館で必死こいてコピーして製本したケクランの和声の変遷とかは復刻してほしいなぁ。 そろそろぶっ壊れ…

最近、2時間睡眠を1日2回というサイクルを繰り返してたら 体調が悪くなってきた。更新久々。 こないだ池袋の古本市でガルシア・マルケスの「族長の秋」をゲッツ。しかも300円。 読み終わったんだけど、凄かった。 基本的に「百年の孤独」的な一大叙事詩なん…

えらい更新してなかった。これはいかん。 ブラッドベリの万華鏡を購入。万華鏡―ブラッドベリ自選傑作短編集 (サンリオSF文庫)作者: レイブラッドベリ,川本三郎出版社/メーカー: サンリオ発売日: 1986/11メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (5…

芥川先生より侏儒の言葉「芸術も女と同じことである。最もよく見える為には一時代の精神的雰囲気或は流行に包まれなければならぬ。」 今年から花粉症がなくなりました。 秋ごろからエルダーフラワーというハーブをずっと飲んでたのが効いたんかね。 これはお…