フアン・ルルフォの「ペドロ・パラモ」があまりに面白かったので続けて4回読んだ。
短い断片が時間も場面もあっちこっち飛びながら、結局全部死んでいるメキシコの町と人を淡々と語っております。
美しすぎて読み終わったあとポカーン。


1980年にスペイン語圏の作家や批評家に行ったアンケートで、「百年の孤独」と共にラテンアメリカ文学の最良の作品とされたらしいんだけど、これが絶版とはいかに。

ペドロ・パラモ (岩波文庫)

ペドロ・パラモ (岩波文庫)