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橋田さんに続いて僕も映画の話でも。
この前の練習帰りに山中さんと話してて、山中貞雄監督の『丹下左膳餘話 百萬両の壺』の話になりました。
久しぶりに思い出しました。お勧めいたしますforYMNKさん
これは凄い面白い。
どうも四年か五年前に一度観たきりなので、正直あまり覚えてないこともありますが、ただ、ひたすら“映画的”であると思います。何というか、映画でしか出来ない、面白さ。
僕は『ショーシャンクの空』が凄い好きなのですが、あれは、凄い良い話で、スティーブン・キングの原作でも良い気がするし(未読ですが)劇でもいい気がするし、映画は凄い話の良さを倍化してそれはそれで傑作と言える映画のような気がしますが、
もちろん、『丹下左膳〜』は話も面白いのですが、場面転換のテンポとか、映画的センスの塊。山中貞雄が天才と言われていた所以が見て取れます。
しかし、印象的なのは大河内伝次郎の殺陣です。三船敏郎の殺陣を観た時も凄いと思いましたが、ああいうスポーティな殺陣というよりかは、「人殺したことあんでしょ!?」って思うぐらい殺気に満ちた動き。昔の俳優はやっぱり凄い。
近所のTSUTAYAからヌーヴェルヴァーグの名画コーナーが無くなってました。替わりに韓流ドラマコーナーになってました。ショック!
(西川)
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