最近花粉飛んでませんか?何花粉かわかんないけど。春は毎年花粉症に悩まされるのだけど、秋まで花粉は勘弁していただきたい。暑いか寒いか花粉かってまともな季節ないじゃん。青汁をちゃんと飲まなかった罰か。



んでもって最近見た映画ちらほら


バッド・エデュケーション
映画としてはよく練られていてテンポもよいんだけど、全く興味のない(持ちたくない)ハードゲイの世界の出来事の話なのできつかった。そのせいで全然感動もしないんだけど、今思い返すと強烈な印象だけは残った気がする。そういや明日は新宿二丁目に行く用事がある。


崖の上のポニョ
好きになった男の子のために世界を崩壊させてでも会いに行こうとする女の子のパワーは凄いと思った。ただ作品の見せ方としては、中途半端すぎ。そういうところ含めて結構好きだし、後からじわじわ来るんだけど、宮崎駿の映画の中では一番出来が悪い。所ジョージは0点。いい大人なんだから出来ない仕事は出来ませんと言って断ってくれ。久石譲はテーマが海だからかドビュッシーを意識しまくりだったけど、いいスコアだった。さすが。


おくりびと
テーマは面白いし、もっくん、山崎努余貴美子が好演なのだけど、脚本の時点で人間の深みに到達できていない。丁寧に作ってる割に最後は駆け足感が漂う。もっとちゃんと作ればよくなる映画っぽいだけに残念。悪くはないんだけど。伊丹ってすごかったんだなぁと改めて実感。あと広末は一人だけ同じ土俵に立ててない。全てのシーンで同じ顔。


丹下左膳餘話 百萬兩の壺
ちょっと前に西川君も書いてるのだけど、やっと見た。そして面白すぎてびっくりした。昭和10年の映画なのにめちゃ笑える。山中貞雄の感性が異常。彼の夭折による損失は計り知れないと思った。天才過ぎる。何も言えねえ。


ニュー・シネマ・パラダイス
ずっと昔に見たような記憶があったのだけど、初見だった模様。主人公がトトという名前のせいで、頭のなかでセヴラックの「教会のスイス人に扮装したトト」という大好きな曲があるのだけど、それが頭の中で流れまくり。モリコーネのスコアの素晴らしさは言わずもがな。ああこの曲かと。映画自体も面白かった。とても良い映画ですね、これ。人生でナンバーワンに選ぶ人が多いのも頷ける。「自分のすることを愛せ。子供の頃映写室を愛したように」って台詞に自分の忘れ物を思い出した。



明日から殺人的スケジュールなので、しばらく映画とか見れなそう。絶対面白いからこれ見ろって映画は随時募集中。一仕事終えたら見る。

はしだ