先日は四谷にいらっしゃっていただいた方々、ありがとうございました。
夜景が綺麗な音楽室、夜景に合う演奏が出来ましたでしょうか。
そして、あだち麗三郎氏のソロは夜景にバッチシで非常にグーでした。またご一緒したいですねえ。



アカデミー賞滝田洋二郎監督の『おくりびと』が外国語映画賞を受賞したそうですね。
恥ずかしながら作品自体未見な上、滝田監督の作品は『陰陽師』ぐらいしか見た事ないので、何とも言えませんが、テーマ自体は非常に興味深い。

あと、滝田監督がピンク映画(ポルノ)出身なのを揶揄する声も一部にはあるそうですが、ピンク出身の監督で巨匠なんて大勢います(周防とか黒沢清とか)むしろ、下積みを経た、キチンとした映画制作経験を持つ映像作家がアカデミー賞を取るというのは喜ばしいことであると思います。
最近は、CF・PVディレクターやTVの演出家から映画監督になるケースが多い。それはそれで一つの潮流だと思うし、その中には才能のある人もいると思うのだが(北野武なんて異業種から参入して、たまたま才能があったという好例)ただ、個人的な体験として、それら、ディレクター・演出家の撮った作品であまり面白いと思ったためしが無いのも事実(○○劇場版とか、××ザ・ムービーとかね)。何でも良いから、観てあまりがっかりしないものを観たい。

(西川)